第4章 皆と仲良く……
ほどなくしてエレンがタオルと着替えを持ってきた
「アニ着替えられるか?」
「さっきよりかは体が軽いからいけるよ…それとも着替えさせたいのかい?」
「は!?人が心配してやってんのに!」
「ふふっ冗談だよ…ありがとう」
(エレンは純粋の塊だからね)
エレンは部屋から出ていった
(エレンの匂いがして暖かい……)
「なぁもういいか?」
「いいよ」
「まだ治ってないから早く寝ろよ」
部屋に入ったエレンは驚いた
(制服以外の服も似合うな)
「ジロジロ見てどうしたんだい?」
「い、いいから早く寝ろって」
アニはベットに横になった
「でも迷惑じゃないの?」
「ああ、父さん病院で大忙しで母さんはその手伝いしてるからしばらく家に帰ってこねぇんだ」
エレンは新しく持ってきた氷水でタオルを絞りアニの頭に乗せた
「だから心配すんな」
(何でこんなにも落ち着くんだろう……)
アニは眠りについた