第4章 皆と仲良く……
放課後
「なぁマルコ!この後遊ばねぇか?」
「えー?ただでさえウイルスが蔓延してるのに遊ぶの?」
「まぁこの状況下で遊べるのはバカなコニーぐらいだろうな」
ジャンはニヤニヤしながら言った
(まだ引きずってんのかよ)
「バカにバカ扱いされたクセに調子のんなよ」
「んだとてめぇ!」
「まぁまぁ」
ジャンはマルコに止められた
「何ですかさっきから聞いてれば!私のことバカって言い過ぎです!ということでコニー…あなたもバカです」
「な!?」
「はっはっは…ざまぁねぇなコニー……お前もバカにバカ扱いされたバカってことだ」
「てめぇもう1回言ってみろよ!」
「お望みなら何回でも言ってやるよ!」
「まぁまぁ2人とも落ち着いて」
(何か気だるいしうるさいし…帰ろ)
アニは席を立ちとぼとぼ帰っていった
(アニ?)
エレンは帰っていくアニを見ていた
「エレン…お前アニのこと好きなのか?」
(ジャン…何で君は人を逆撫でするようなことばかり言うんだ…)
「あ?好きに決まってんだろ!」
その時クラス中が静かになった
「もちろんアルミン、ミカサを始めクラスの皆好きだ!ジャン…お前とも色々あったけど俺は嫌いじゃねぇぞ」
エレンは教室を出て帰っていった
「ちっ…あいつもバカなこと忘れてた…」
ジャンはぼそっと言った