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進撃高校

第4章 皆と仲良く……


(今日はミーナがいないから静かでいいな…)

アニは1人屋上でお弁当を食べていた

「アニ〜お弁当食べようよ!」
「アニのタコさんウィンナーいただき!」
「何?うるさい?ひどいこと言うな〜」
「また明日もここで食べよ!」

アニの脳裏にミーナとの思い出が蘇った

(本当に静か…)

突然屋上と校内を繋いでるドアが開いた

「おっ先客か」

エレンはアニの隣に座った

「何で隣に座るの?」

「え?何でってアニ以外誰もいないからに決まってるじゃねぇか」

(言ってる意味がよく分からない…)

アニは少しエレンから離れお弁当を食べ始めた

「なぁアニ…そのタコさんウィンナーくれないか?」

「……いいよ」

「よっしゃ!」

エレンは自分の箸でウィンナーをとって食べた

「うまいな!」

「そりゃどうも」

「これ誰が作ったんだ?」

「………私」

「こんな美味い弁当なら毎日食べれるぜ!…なんてな」

エレンはニコッとアニに笑った

(まったく調子狂うよ……)

アニはエレンのお弁当の卵焼きをとった

「エレンの卵焼きも美味しいよ」

アニがぼそっと言ったらエレンは何も言い返さず一瞬にして静かになった

(え?頑張って褒めたつもりなのに逆効果だった?)

「なんだい?もしかして卵焼き好きだったの?…それなら悪いことしたね…でも……」

「いや、そうじゃなくて……アニが初めて俺の名前を呼んでくれたなぁと思ってさ」

アニはだんだんと顔が赤くなっていった

「アニっていつも静かでなかなか喋らないからさもしかして俺の事知らないと思ってた」

「こんなうるさい奴覚えられない方が難しいさ」

「そっか!」







「あいつらカップルかよ!」

ジャンはドアから光景を見ていて1人でノリツッコミをしていた
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