第3章 非日常(GANTZ・グロ注意)
ミカサは巨人に銃を乱発していた
銃を撃つとギョ〜ンという音がなり少し時間がたった頃に撃ったところが爆発する仕組みだった
拳銃とかより威力は格段に強いが撃ってから爆発するまでのタイムラグがあるため素早い敵には当たらないだろう
しかし今回は遅い巨体なので効果絶大だった
しかし至る所が爆発しようとも何度も巨人は再生した
「くそ!」
ミカサは走りながら撃っていたが巨人は歩みを止めなかった
ミカサはつまずいて転んでしまった
「エレン……」
ミカサの目からは涙が出ていた
巨人はミカサを鷲掴みにして持ち上げた
(この世界は残酷だ…)
「ミカサァァァァ」
駆けつけたエレンは大きく足を踏み込み跳び上がった
キュイーンとスーツが鳴り踏み込んだ地面がめり込み10m跳んだ
「エレン!?」
ミカサの掴まれている腕に着地し手首ごと刀で切り落とした
それと引換に左手でエレンは鷲掴みにされた
「ミカサ!こいつはうなじを削ぎ落とせば倒せる!」
力のなくなった手から抜け出したミカサの顔は血まみれだった
「こんなやつと戦うの?」
ミカサは怯えていた
「戦え!!戦うんだよ!!勝てなきゃ……死ぬ………勝てば生きる……戦わなければ勝てない…」
巨人に掴まれながらもエレンは必死に訴えた
「そうね…戦わなければ勝てない!」
両手にさっと刀を持つと巨人に向かって走り始めた
(エレンのジャンプ力を真似してうなじを削ぐ!)
ミカサは巨人の目の前で思いっきりジャンプをした
15mある巨人を飛び越えた
飛び越えたとき刀を持った両手を右の方にに構えものすごい速さで回転しうなじを削ぎとった
巨人は倒れ消滅していった
「エレン大丈夫?」
「ああ、このスーツのおかげで何ともなかった」
「急いでアルミンを探そう!」