第3章 非日常(GANTZ・グロ注意)
エレンは急いで自分の転送された場所に戻った
(あ〜嫌なもん見ちまった)
突然ドシン、ドシンという地鳴りが聞こえしばらくすると人の悲鳴が後ろの方から聞こえた
「ははっ今度は何なんだよ」
恐る恐る後ろを振り向くと全長が15mもある裸の巨人が人を握っていた
「あぁこれはきっと夢だ夢だ!……痛い痛い痛い痛い痛いいたい〜許してくれ〜」
巨人が握っている人は目と鼻と口から血を出していた
そしてそのまま握っていた人を丸呑みにした
(戦うしかないのか)
巨人はエレンを見つけるとゆっくりとそして確実に近づいていった
(くっそ!どうやって戦えばいいんだ)
エレンは腰の武器をとりあえずとった
それは刀の柄の部分だけで肝心の刀身が無かった
「これどう使うんだよ!」
巨人を目の前に戦う術を持たないエレンは無力だった