• テキストサイズ

進撃高校

第1章 入学式


「〜♪〜♪」

サシャは上機嫌にポテチを食べながら登校していた

(まさか適当に答えた記号が全部当たっていたとはラッキーでした)

サシャは進撃高校の前で立ち止まった

(ここから新しい学校生活の始まりです…最初につくるべきは飯友ですね)

ポテチを食べながら校門を通ろうとしたとき

「おいそこの新入生」

「パリ…パリ…」

サシャは夢中になってポテチをほおばっていた

「おいそこのポテチ食ってる新入生!」

「はい!?」

「菓子食いながら登校とはなかなか度胸あるな」

「え?高校でお菓子を食べてはいけないと聞いたことがありませんけど…」

サシャは先生と喋ってる時も手を止めなかった

「菓子を食べるのはいいが登校中食べるな」

「後今日は入学式だから…終わるまで没収だ」

サシャの持っていたポテチは取り上げられた

「そんな〜」

「入学おめでとう!」

ニコッと笑う先生に対して落ち込み気味でクラス割りが書いてある掲示板に向かった

「しょうがありませんね〜」

サシャはため息をつきカバンからクッキーを取り出した

(私のクラスは1年4組ですか…)

「やっぱりこのクッキー美味しいです…」

背後に何かを感じた
サシャが後ろを振り向くと先生がいた

「カバンの中のお菓子も全部没収な」

「ひぇぇぇ」



(あいつ馬鹿だな〜)

コニーはサシャを見ながらそう思った

(よくあんな奴受かったよな)

(まぁ俺は記号が全部当たって運だけで受かったんだけどな)

コニーもサシャと同じく馬鹿である

(掲示板が見えねーな)

コニーは銅像のような物の上に登った

「そこの坊主降りろ!」

1人の先生がコニーの近くに来た

「だって見えねーんだよ」

「登ってるその銅像は校長の銅像だぞ」

「え?まじ?」

銅像は泥だらけになった

「入学早々やらかしてくれたな…入学式終わったら掃除してもらうぞ」

(くそっ!ついてね〜)

(俺のクラスは…1年4組か…)
/ 85ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp