第2章 1年4組の仲間たち…そして新たな出会い
(さて俺はどこに行ってみようかな)
エレンは周りをチラチラ見ながら歩いていた
「なぁ先輩俺とベルトルトバスケ部に仮入部したいんだけどいいか?」
「おお、君はいい体格をしているし、そこの君は身長が高い…是非是非来てくれたまえ」
(あれは…ライナーとベル…何だっけ?)
「私はもう決めた!」
「ちっ…じゃああたしも…」
「ダメだよユミルは…もう人に頼りたくない」
「分かったよ…でもこれだけは約束しろ…ずっとクリスタは友達だからな?」
「うん!」
ユミルはそのまま帰っていった
(ちょっと行く前におトイレ寄っとこ)
(あれは…クリスタとユミルか…)
エレンはカバンから1枚のチラシを出した
(やっぱここに行くか)
(生徒会室はここか)
エレンは扉を開けた
「失礼しま…」
「……え?」
目の前にいたのは今朝会ったばかりの人だった