• テキストサイズ

進撃高校

第2章 1年4組の仲間たち…そして新たな出会い


学校に着くと昨日と違って部活動の旗があちこちに飾られていた

「なぁアルミン…いっそのこと座学部っての作ってみたらどうだ?」

「誰も入るわけないよ…あれ?」

気付くとミカサの姿が無かった
近くに女子の人達がたくさん固まっていた
そこを覗くと

「ねぇねぇ君女バス入らない?」

「いやいや女バレの方が良いよ」

エレンはアルミンに耳打ちした

「何でミカサはバスケ部とかバレー部に誘われてるんだ?」

「うーん…多分体型が良いのと周りに女子がいないからじゃないかな?」

まだ少し速い登校…1年生は少なかった

「えーと…私は…」

ミカサはエレンとアルミンのことを見つめたが助けには来れそうにない

「高みを目指すならバ………」

「おい!」

姿は見えないが聞き覚えのある…しかも昨日聞いたばかりの声がした

「部活の勧誘は放課後からだ…」

たくさん女子の間から出てきたのはリヴァイだった

「はい、すいませんでした」

そう言うとぞろぞろと解散していった

「ちっ…だからこの時期は嫌いなんだ…」

そう言ってリヴァイは校舎の中に戻っていった

「僕達も行こう」

アルミンとミカサは校舎に歩き出した
エレンも行こうとした時足元に紙が風で飛ばされてきた

(何だこれ……生徒会のチラシか)

「エレン!何してるの〜?」

「いや、なんでもねーよ」

エレンはチラシをカバンに詰め込みアルミンとミカサの所まで走っていった
/ 85ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp