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[進撃]何度でも[R18]

第10章 閉めたがる団長


『リ…ヴァイ兵長、その…お姿は』

「あ……?」

団長と共に現れた我らが兵長は一般兵と同じくトレーニング着を纏っていた。

いや、正確に言おう。

下半身は膝下丈のハーフパンツ。
極め付けの上半身は素肌に兵団支給のパーカーのみだ。

兵団パーカーはジップアップ式の為、チャックが着いているはずだが…破天荒な兵長様は始終はだけっぱなしである。

まるでジャ○ーズだ。
ふと、キラキラの笑顔でローラースケートをする兵長が浮かんで口元を押さえた。

「てめぇ……何笑ってやがる」

『い、いえ…兵長の素敵なお姿に鼻血を噴きそうになった所存でして』

「嘘 を 付 く な」

『あ、そんなジョ○ョみたいなオーラ出しても駄目ですよ。ちっとも怖くないんですから』

「……エルヴィン、こいつの駆逐許可をくれ。今すぐにだ」

上司相手になめた態度を取る私。
スタンド出しながら詰め寄ってくる兵長。

そんな私達を温かい目で団長が見つめている。
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