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[進撃]何度でも[R18]

第8章 実験


「安心しろ…手負いの女とヤる趣味はねぇよ」

『なっ…わ、私はそんな…!』

「何かを期待していた様に見えたが?」

『……っ』

兵長のからかう様な視線に頬が紅潮する。そんな私を見る兵長はなんだか楽しそうだ。

「…と、お喋りはここまでだ」

本題に入ろう。
そう言って兵長は厳しい表情を作った。

「お前…その痣は何だ」

兵長が視線を下ろす先には私の両腕。

白いシャツから覗く手首が青紫色に変色している。ジャンに強く掴まれたことで内出血を起こしたのだろう。

『こ、これは…ちょっとぶつけちゃって』

私は分かりやすい嘘をついた。

ジャンとは一度ちゃんと話したい。
その前に彼が処分されるような事は避けたかったのだ。
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