第6章 同情と愛情【R18】
「いいね…やっぱ女は柔らかい方が、興奮する」
ジャンは右手を緩めて妖しく笑った。
10代とは到底思えぬ妖艶な表情に私は恐怖すら覚える。この子、一体どんな思いでこんな事してるんだろう。
『…っは、ぁ』
やっとまともに息が出来た私は本能のまま酸素を吸い込む。
口の端からはどちらの物ともつかぬ唾液が垂れていた。
「続きもして欲しいって顔だな」
『そ、んな事ない…っ!』
「おいおい…怒るなよ。冗談だろ」
ジャンは未だ手首の拘束を解いてはくれない。
先程まで首を絞めるのに使っていた右手を今度は私の太腿に当てがっている。
「すげぇ…いやらしい身体」