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[進撃]何度でも[R18]

第4章 アレにときめく兵長


「…なんだと」

兵長に命ぜられて窓…正確に言えばレール部分の溝だ、の掃除を開始した私。

その様子を穴が開くほど見つめている小柄な男性がひとり。

言うまでもなく我らがリヴァイ兵長である。

「、貴様…神か?」

『人間です』

「チッ…お前にはユーモアがないのか」

むしろそんな台詞が鬼上司から出た事に驚いていると、小さく咳払いをして兵長は仕切り直した。

「…何だ、その棒は」

兵長が指差すのは私の手中にある一本の棒。

木の枝に布を巻き付けて紐で縛ったお掃除道具だ。

『松○棒です』

「マツ、イ…ボー」

『発音しにくいですか?マ○イスティックでも意味は同じですけど』

私が言うと、明らかに兵長の表情が晴れた。

何がハマったのかは知らないけど非常に感銘を受けている様子だ。
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