第4章 アレにときめく兵長
「マツ○スティック…!」
兵長は布巻いただけの棒を持って目を輝かせていた。
ファンタスティック!って言ってるみたいに聞こえるから困る。笑いが堪えられない。
『兵長、こんな棒にときめかないで下さい。クーデレ鬼上司っていう美味しいポジションが音を立てて崩れていきます』
「(遥かなる異国ニホン…恐るべし)」
『リヴァイ兵長?聞いてますか、兵長』
「(これは…是非兵団に普及させなければ)」
『駄目だこりゃ』
マツイ○ティックに魅せられた兵長のゴリ推しにより“先生による調査兵団クリーンアップ講義”が開かれる事になるのは、もう少し後のお話。
第四章[アレにときめく兵長]完