• テキストサイズ

[進撃]何度でも[R18]

第25章 それでもその日はやって来る


「……先生」

突然、エレンの声に呼ばれて後ろを振り向く。

何処から姿を現したのか、そこには神妙な面持ちでこちらを見るグリーンの瞳があった。

「あいつら…ライナー達は……もう、戻って来ないぜ」

え……?
そう問おうとしたのに、声が出ない。

予想外の言葉に思考が停止してしまっている。

やはり、私の目に狂いはなかった。

先程飛び出して行ったのはライナーとベルトルト。それから……アニ、ユミル、クリスタの計5名だ。

「事情は話せない……今はな、まずは団長に話さなきゃならないから」

エレンはそう言って少しだけ微笑むと、凱旋パレードへと引き返して行った。
/ 303ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp