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[進撃]何度でも[R18]

第25章 それでもその日はやって来る


「バカ野郎……そんな悲しそうに笑う奴があるか」

兵長はそう言って重ねた手を強く握り返してくれた。

繋いだ掌から伝わってくる温もりに思わず涙が零れそうになる。

見つめ合う私達を囲むリヴァイ(兵長の優しい台詞に涙腺崩壊中な)班の兵士達。

彼らもまた瞳を潤ませてこの光景を見つめていた。

エレンは既に泣いてるけど。

「お前ら、それでも兵士か……?」

呆れ顔で溜息を吐く兵長に方々から声が返って来る。

これが泣かずにいられますか。
まさに感動のワンシーンですね。
愛って、いいなあ。

「兵長ぉぉ……俺は…俺は、いくら恋人が出来ようと諦めませんからね…‼︎」

どうやら、エレンだけは違う理由で泣いていたらしい。
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