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[進撃]何度でも[R18]

第24章 懇親会と云う名の


「別に……そんなんじゃないよ」

そっぽを向いて答えるアニ。

彼女の顔を覗き込むようにしてベルトルトは身体を寄せた。

「アニは嘘付く時、必ず耳が赤くなるんだよね」

耳元で囁かれたアニはバッと振り向いて耳を押さえる。その顔からは先程までの無感情な色は消え去っていた。

「あ、アンタの事だから……!どうせ、下らない理由で打つのを躊躇ってるんじゃないかと思って!」

「……アニ」

「わざわざ言わせないでよ……っ」

顔を赤くして憤慨する愛しい人。
彼女を見つめるベルトルトの眼は優しさに満ち溢れている。
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