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[進撃]何度でも[R18]

第24章 懇親会と云う名の


私達が固唾を飲んで見守る中、ライナーの言葉は続く。

「えっと、あっ……あのな!クリスタ!今日は……その、お前に言いたいことがあって…‼︎」

しどろもどろ。
アタフタ。
辿々しい。

ライナーの現状を表す言葉が浮かんでは消えていく。

頑張れ少年、勇気を出すんだ。
そんな事を考えつつ隣を見ると、ベルトルトもライナー同様に偉く緊張しているようだ。

「言いたいこと?」

可愛らしく小首を傾げるクリスタ。

意を決したライナーは大きな深呼吸の後、言い放つ。

「俺!お前の事が好きだ!」

告白の極意。
それはストレートに思いを伝えること。

私が彼らに教えたのはその一言だった。
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