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[進撃]何度でも[R18]

第24章 懇親会と云う名の


Scene 1:クリスタの本音

夕闇迫る憲兵団兵舎。

会議室と云うよりは講堂に近いこの場所で、ライナーは愛しのクリスタを待っていた。

「……ライナー?」

小鳥のさえずりに似た可憐な声。

私がミカサに頼み込んで……エレンの“ウィンク似顔絵”を交渉材料にして、クリスタを呼び出してもらったのだ。

「く、クリスタ!来てくれたんだな!」

ド緊張して声が裏返るライナー。
私とベルトルトは教卓の影に隠れてそれを見守っていた。

人の告白を覗くなんて悪趣味よ!

『(そんなツッコミはシチュエーションの都合上ご遠慮願いたい)』

「(……先生、急に何言ってるの?)」
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