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[進撃]何度でも[R18]

第3章 リヴァイ(兵長で悶える)班


「兵長ォォォ!好きだあああ‼︎」

私が語り終えるや否や誰よりも早く雄叫びを上げたエレン。

その四肢を兵団の精鋭兵士が必死こいて抑えている。

「一体何をしようとしているのエレン‼︎」

「落ち着けエレン!」

「つーか興奮すると手噛もうとする癖やめろよ!」

「おいガキンチョ!巨人化したら光の速さで兵長喰いに行く気だろ⁉︎ そうなんだろ⁉︎」

彼らを見ていると自然に笑みがこぼれた。

兵長を宿り木とした固い絆。
そこには世界が違おうと変わらぬ人との信頼があったのだ。


「おい…お前ら何を騒いでる」


ギクッ
そんな音が其処彼処から聞こえた。

兵長の声が耳に飛び込んできたからだ。帰還予定時刻はまだまだ先なのに。
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