第22章 兵長様はご乱心【R18】
DAY4:兵長はテクニシャン
「やっ……ぁ、兵長…っ‼︎」
時と場所は移って訓練場第一講義室。
来たる壁外調査に向けた陣形説明に出席していたジャンは帰り道で兵長にとっ捕まった。
「口では嫌がってる割りに身体は素直だが……?」
ひと気のない教室で変態上司に拘束されるジャン。
兵長の骨張った手は既にジャンの下半身に当てがわれている。
「嫌、だ……やめて…っ」
元々両刀遣いで男に慣れているジャンの身体は快感に素直だ。
しかも感度が抜群な為ほんの少しの刺激でも下腹部が疼いてしまう。
勿論、兵長はそれを熟知していた。
「ほう……ジャンはここがイイのか」
年の功とも云うべきテクニックを駆使してジャンを悦ばせにかかる兵長。ジャンは歯を食いしばって快感に耐えている。
チャンスだ。
兵長の眼が妖しく光った、この時。
ジャンの敗北は決定した。