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[進撃]何度でも[R18]

第3章 リヴァイ(兵長で悶える)班


「なっ…こ、これは…‼︎」

机に並べられた“兵長絵”の数々を見てエレンは声を震わせている。

特にその目を留めていたのは“私服兵長”だ。

「さん…だったっけ、あんた天才か?」

『い、いや…私はそんn』

「俺にもお願いします…!!!」

私の謙遜を食い気味で遮ったエレン。

そんな彼がリクエストしたのは眼鏡を掛けたリヴァイ兵長だった。

『え、もしも兵長が眼鏡男子だったら?』

「そうです…!あの目でレンズ越しに見つめられたいんです…‼︎」

『な…成る程』

鼻息荒く語るエレンは物凄い剣幕だ。
ちょっと怖い。

しかし兵長って本当に愛されてるんだな。上司思いの部下に囲まれて、幸せな人だ。

私はそんな事を考えながら兵長の顔を今一度思い出す。切れ長の三白眼に、薄い唇、漆黒の髪…プラス眼鏡か。

『う〜ん…こんな感じかなあ』
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