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[進撃]何度でも[R18]

第21章 兵長のターン【R18】


『ん……は、ぁっ』

立ち昇る湯気と兵長の吐息が相成って、私を襲う。

息苦しさに耐え切れず骨張った肩を押し返してみたがビクともしない。

一頻り私の口内を犯してから唇を離した兵長は、私の額に自分のそれを重ねて言った。

「俺は強い」

『……?』

突然、何を言い出すのかと思えば。
一体どういうつもりでそんな事を?

私は更に困惑顔になって眼前の兵長を見つめ返した。

真っ直ぐな視線。
それはまるで弓矢の如く私の心に突き刺さる。

「俺は、凄く……強い」

其処らにいるひ弱い新兵とは違う。
兵長はそう付け加えて再び唇を重ねた。
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