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[進撃]何度でも[R18]

第3章 リヴァイ(兵長で悶える)班


「!貴女にお願いがあるの…‼︎」

ランプの薄明かりが照らす部屋の中、私は調査兵団特別作戦班の面々と共に古城を改装した施設にいた。

兵長の推薦と団長の判断により、私は兵団専属の書記役に任命されたのだ。

『はい…な、何でしょう…⁉︎』

その仕事は主に“巨人”に関する実験の様子を絵に書き起こすことらしい。

詳しい事はあとで兵長が教えてくれると言っていた。

「兵長の…!にっ、似顔絵を…‼︎」

『へ?』

しかし兵団側が私への警戒を完全に解いた訳でもなく、リヴァイ兵長の監視下にてこの身を置くことになった私。

「書いて…いえ、書いて下さい…!!!」

よって此処、通称リヴァイ班兵舎にて夕食の席に出席しているのである。

『リヴァイ兵長の似顔絵ですか…?』

「ええ、そうよ。貴女の画才はオルオから聞いたわ…お願い!」

机を挟んで向かい側に座る女性はペトラさん。橙色の髪が美しい綺麗な人だ。

「無理…かなぁ?」

なんとも可愛い上目遣い、そんな顔で頼まれたら断れない。

幸い兵長は市街に出向いていて不在だし、美人のお願いは買ってでも受けろって言うし。

私は笑顔で了承してペンを握った。
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