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[進撃]何度でも[R18]
第16章 飴と鞭
『……っ…⁉︎』
突如として身体を包む熱。
首筋に感じる吐息。
背中に当たる硬い感触は兵長の胸板だろうか。
私は、後ろから抱き締められるようにして兵長の腕中に収まっていた。
『兵長……っな、何を』
「黙れ」
『……‼︎』
普段と何ら変わらぬ声のトーンで私を黙らせて、兵長は小さく溜息を吐く。
あまりの衝撃に視線を右往左往させる事しか出来ない私。
変な汗が頬を伝う。
一体何がどうしてこんな状況になってるんだ。
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