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[進撃]何度でも[R18]

第15章 デザートタイム【R18】


……いた。

ナニカが、其処に。

『ひ……っ‼︎』

私は目の前の光景に短い悲鳴を漏らす。
ジャンは硬直したまま動かない。

まるで金縛りにあってしまったように。

ズ、ズズッ……ズズ、ズ

純白の布に身を纏ったナニカは例の怪音を響かせて、近付いてくる。

一歩。
また、一歩。

私もまた体の自由が効かない。
恐怖のあまり腰が抜けてしまったのだ。

怪音の正体は既に眼前まで迫っている。
もう逃げられない……っ‼︎

そう、覚悟を決めた時だった。
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