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師団長と妄想日記

第11章 師団長と酔っ払い2



「リオ…?起きたのか…」


眠そうな声が聞こえ、
リオはそれ以上動けなくなった。


「ナイル…あの、ちょっと水飲みたいから離して?」

「いや、無理。」


もう少しでどかせそうだった腕に再び力が込められ、
今度こそ抜けられなくなった。


「体調大丈夫か?」

「あ、うん。大丈夫。」


そんな会話をすると、
しばらくしてまたナイルの寝息が聞こえた。


今度こそ、と思って、
ようやく腕から抜け出した。



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