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師団長と妄想日記
第10章 師団長と酔っ払い
「ナイルー」
「すぐ行くから。」
ベッドにリオを転がすと、
こちらに手を伸ばし、
早く来いと求められた。
そしてすぐに隣に転がると
ギュッと抱きついてきた。
ナイルはリオの頭の下に腕を回し、
答えるように抱きしめ返す。
リオを抱きしめながら、
今これだけ甘えられたということは、
またしばらくはいつものツンとした
リオなんだろうなぁと思った。
でも毎日毎日こんな風に甘えられたら、
良くも悪くも自分の精神がもつ気がしないため、
たまにでいいなとも思った。
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