• テキストサイズ

師団長と妄想日記

第10章 師団長と酔っ払い




「……好きだよ。」



歯痒さを感じながらも
まっすぐそういうと、
リオは嬉しそうにフワッと笑った。


「嬉しい。」


あーくそ、こいつは…。
可愛すぎる。


「私ね、ナイルの全部が好き。
目も、もみあげも、
耳も髭も唇も、他も全部好き。」


頬に手をあてられたかと思うと、
言葉と一緒に顔のパーツを撫でられる。


リオからこんなストレートに
言葉が零れることに耐性がないため、
照れなのか嬉しさなのかそれ以外の何かなのか、
名前のわからない感情にむず痒くなった。

/ 173ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp