第6章 師団長とアイス 1
「ガリガリ君4つも買えるじゃねぇか。」
「ガリガリ君4回より
ハーゲンダッツ1回を
死ぬ程味わうからいいの!」
「いや、俺はガリガリ君1回だぞ?」
「美味しいでしょ?」
「まぁそれは否定できねぇが。」
扇風機の風を相変わらず受けているため、
ガリガリ君の溶けるスピードが早くて大変そう。
ナイルは上から下から、
垂れるのを防止するように忙しく食べている。
「ガリガリ君一口ちょーだい」
「ん。」
ナイルはかじりやすいように
ガリガリ君を差し出してくれた。
その状態で、
一口ガリっともらった。