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師団長と妄想日記

第17章 掌の上




「リオさんが
彼女だなんて本当に羨ましいです。」


初対面で取り残された
微妙な空気の中で
先に口を開いたのはアルミンだった。

満面の笑みが
ナイルへと向けられる。


「あーまぁな。」


ナイルは
アルミンの笑顔に
違和感を感じ、
素っ気なく返事をした。


「……まぁ適当に座ってな。
手伝ってくるわ。」

「はい。」


ニコニコと音が出そうな
笑顔を尻目に、
ナイルはリオのいるキッチンへと向かった。


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