第16章 ごっこ遊び
ソファに座る
ナイルの元に寄り、
床に座って
ナイルの膝に顎を乗せてみる。
意図せず
ナイルの弱い
上目遣いになった。
「お兄ちゃん。
私のこと好き?」
「……っ!!!」
ナイルの顔が真っ赤になる。
「リオ、もういい。
これ以上はやめろ。」
ナイルが
口元を隠しながら
目を逸らす。
「やだ。」
ニヤニヤが止まらない。
「お兄ちゃん…
リオ、
プリンが食べたいなぁ。」
「わかった。わかったからやめろ。
プリン買ってやるから。」
普段から
私の甘えに弱いナイルだが、
今日は尚更なようだ。
妹プレイ…
使えるかもしれない。