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師団長と妄想日記

第16章 ごっこ遊び


「今日は妹の日らしい。」

「妹の日?」

「だから、妹がいたら
どんな感じなのかなって
思っただけだよ。」


ナイルが
少しばつが悪そうに
説明してくれた。

相変わらず
色んな日があるなぁ
なんて感心した。


まぁ、そういう理由なら
付き合えないこともない。


「……お兄ちゃん?」


突然私がそう呼んだせいか、
ナイルがビクッと
肩を跳ねさせて
こちらを見る。


「ナイルが言えって
言ったじゃん。」


ちぐはぐな
反応に笑いが零れた。

これは何だか面白いかもしれない。

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