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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)

第7章 ツンデレが好きだってちゃんと言えよ……


ハンスはカインの真っ赤になっている耳を後ろから見つめながら


「……悪かった」


そう耳元で囁くと、カインはビク…っと肩を震わせた。


「ん?…耳が弱いのか?」


わざとまた耳元で甘く囁くと、カインはふるふると震えながらも僅かに抵抗した。


ハンスは、思わず息を飲む。


カインの仕草は余りにも可愛らしく、そして仄かな色気があった。


俯くカインは、うなじまで桜色に染まっていて、思わずハンスはその首筋に口づけを落とした。
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