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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)
第6章 ほ、ほんとにツンデレでもいいのかよ?
カインはなんとか荷造りを終え、下に降りた。
カウンターに居たロビンがニコニコしながら話しかける。
「カイン君、準備は終わりましたか?」
「おー、大丈夫だ」
カインが答えると、ロビンは穏やかに微笑んだ。
「なんか淋しくなっちゃいますね〜」
「別に、俺が居なかった頃に戻るだけだろ……」
カインは目を伏せながらぼそっと呟いた。
「いえいえ、カイン君はもう家族ですから……元の様には戻れませんよ」
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