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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)

第5章 ツンデレ好きとか言う奴、ちょっと来い!


カインは自分の居場所を見つけてしまったのだ。


それはカインにとって、元の世界に帰る事と同じくらい大事な事になっていた。


(そんな事はわかってんだ……ただ俺はそれを言い出せないだけ)


こんな自分に嫌気が差す……


カインはイデスを撫でながら深いため息を吐いた。



……………………



そんな静かな店内に、不意に大きな声が響いた。


「カインはいるか?」


そのカインを揺さぶる声は、あの人だった。
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