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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)

第4章 お前ら、ツンデレを可愛いとか言うな!


辺りが静寂に包まれる中、カインはイデスと一緒にパーティの後片付けをしていた。


「祭りの後って何でこんなに淋しいのかな」


イデスがぽつり、と呟いた。


カインはイデスの頭をぽんぽんと撫でながら、


「きっとまた来る楽しみまでの準備期間なんだろ」


そんな答えを返した。


「カインはさ……お城いくの…?」


イデスが眉をめいいっぱい下げながら此方を見る。


「ばーか」


カインは笑いながら、それだけ言って店の中に入っていった。
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