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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)
第2章 だからツンデレって何なんだよっ!
二階の奥の部屋で、カインは自分のベッドに身体を沈めながら、今日起きた事を思い出していた……ー
「とりあえず、カイン君。暫くの間、此処に留まって、情報収集してはどうですか?」
ロビンからそう提案され、カインは内心ほっ、としていた。
「……いいのかよ」
「これも何かの縁ですからね〜」
ロビンは眼鏡の奥で目を細めながら、カインを見つめる。
「その代わり、宿代分はきっちり働いてもらいますよっ」
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