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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)

第2章 だからツンデレって何なんだよっ!


「わーん、ロビン〜!カイン君が僕のこと虐めるよぉ」


イデスはわざとらしく、瞳を潤ませてロビンに駆け寄った。


「はいはい、イデスちゃんもカイン君も仲良くしましょうね〜」


ロビンはそう微笑えむと、お客さんに呼ばれたのか、そそくさと立ち去っていった。


(あ〜もう、こいつと一緒だと身がもたない)


カインは、付けていたサロンを脱ぎ椅子に掛けると、


「俺、先に上がるわ」


そうイデスに告げると、重い身体を引きずって二階へと階段を登っていった。
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