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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)
第2章 だからツンデレって何なんだよっ!
「私が推測するに、その特別な事はハートキャッスルに関係があると…思われます」
「ハートキャッスル…?」
「この国は王政ですからね、此処から少し遠いですが、王宮があるのですよ〜」
「その城までいけば、何かわかるかも知れない」
「ご名答!」
ロビンは嬉しそうに、耳をぱたつかせた。
カインは真っ直ぐにロビンを見つめ、
(今は他に選択肢は無いしな)
心を決め、ニヤリ、と笑い頷いた。
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