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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)

第2章 だからツンデレって何なんだよっ!


「カイン君……」


ロビンが心配そうに此方を覗き込む。


「なんだよ……笑いたきゃ笑えよ…」


目の前が急に真っ暗になる感覚に、もう、何もかもどうでも良くなってきた。


そんな項垂れたカインを他所に、ロビンはキラリ、と眼鏡の奥を光らせていた。


「カイン君!」


急に、大きな声でカインの名前を呼ぶ。


「な、なんだよ」


ビク…っと身体を跳ねらせ、カインはロビンを恐る恐る見る。
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