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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)

第2章 だからツンデレって何なんだよっ!


ロビンの口から伝えられた衝撃にカインは、暫くの間息をすることすら忘れてしまった。


「どーゆーことだよ!?」


「で、ですから……貴方が通って来てしまったトンネルは、普段は開かれる物では無い、と言ってるんです」


「じゃあ、一体俺は……っ」


そこまで出かかって、カインはぐっ、と息を呑んだ。


(俺は……もう戻ることは出来ないってか?)


不意にククッ、とカインから低い笑いが零れた。


「急に親父から引越を強制されて…一日歩き回った挙句、最後にコレ、か」


傑作だ。
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