第1章 15歳の誕生日
「ここからずっと離れた所に魔法が使える人と使えない人がいる世界あり、その世界のずっと南に炎がまつわる国がありました。その、炎がまつわる国の人で魔法が使える人は主に炎を操ることができる魔法を使えました。」
は??魔法?!
そんなのあるわけない!!
…って前まで思ってたけど、あんな不思議な物を見たら何とも言えない
うーーん…。
まぁ、おとぎ話として聞いてればいっか。
「その、炎がまつわる国の名前はエ
ストヴィア。もちろん国民もいるし
その国を治める王様もいた。そして
その王様が貴方の父親だったりする
のよね。」
うんうん。
おとぎ話にお父さん登…
「はあああああああああああ!!」
「お、落ちついて!!」
「どーゆーこと?!?!」
「母さんの言う通りだ。落ちつきなさい。」
「だ、だ、だってあのお父さんが!!」
「どのお父さんだ?!てか、言い方
に俺傷つくから!!」
「あなたも落ちついて。お父さんキャラ崩壊してるわよ。」