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色んな意味で特殊なあの子

第2章 新しい世界へ!


レイラSIDE

ビ「そうだな。」

レ「遠いの?」

セ「隣よ。」

レ「近っ!!」

ビ「時間もギリギリだし、早く行くぞ。」

セ「そうね!」

何がギリギリなんだろー?

お父さんが買って来た、あれに関係するのかな…?

うーーーん…

すごい気になるけど、聞いたってはぐらかされちゃうしなー。

セ「着いたわよ!」

レ「おおー!!屋根も壁もない!!」

ビ「そっちな…。剣が並んでるのはあそこだな。」

セ「ほんと、懐かしいわー。」

ビ「そうだな…。」

セ「レイラ、時間も時間だし今回は素早「これがいい!!」早っ!」

ビ「相変わらずな速さだな。どれが良いんだ?」

レ「これこれ!!かっこ良くない?」

私が指してるのは、青の鞘にすらっと長い剣。
長さは…だいたい私の腕の半分くらい?←

セ「かっこいいわね!」

ビ「ああ。俺の好みでもあるな。」

お父さんがそう言うと、またレジに行ってくれた。

今度は少し混んでるな。

…。

剣を見た時から気になってた事…ううん違うな正確にいうと、これからの不安があったんだけど…。

お母さんに打ち明けた方が落ち着くよね?

…。

この世界に慣れてるし、言ってみようかな。

レ「あのさ…。」

セ「ん?どうしたの?」

レ「私が剣を買ってもらうって事は、私が闘う時に使うっていうことだよね?」

セ「?そうよ。」

レ「でもさ、使うって事は闘う相手を斬って殺すか、相手に殺されるかって事なんだよね…?」

セ「ええ。レイラは流石に慣れないわよね…。殺し合う世界でこれまで生きて無かったんだし。この世界は、戦争をまだ沢山する世界なのよ…。これはどうしようもない。でも今考える事はダンジョンだけにしなさい。けれど、前にも言った通り、ダンジョンは死人が沢山でる位恐ろしい所だわ。でも、私達が必ず守るから!!安心して!!そしたらね、ダンジョンを攻略する事でレイラにも自信がつくように必ずなる!!だから、そんなに不安になることはないわ!!」

「うん!!頼りにしてるね!」

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