第1章 真夏の大集合-in 赤司の別荘-
「あれ、テツ君は?」
「黒子ならそこで伸びてるのだよ」
「うおっ!テツ大丈夫か!?」
「ギブです…」
「テツヤくん本当に体力足りないね…」
床に寝転がり、扇風機の風に当たっている黒子君をタオルで扇ぐさん。
ピクリとも動かない彼に呆れた青峰君が上に引き上げました。
「テツ起きろ、昼飯食えば元気出るって!」
「そんなに単純な構造してません」
「黒子、遠回しに青峰を馬鹿にしてるのだよ」
「ね~昼飯なに~?」
「俺、腹減ったっスー!」
自由に発言する皆さんを見て、赤司君が一つ溜息を吐き、さんに言いました。
「、準備は出来てるか?」
「うん、バッチリ!」
「よし、全員庭に移動しろ」
言われた意味が分からず頭上に?を浮かべている皆さんに、さんがビシッと指を突きつけポーズ付きで言いました。
「夏の決闘の始まりだ!」