第1章 真夏の大集合-in 赤司の別荘-
「にんじん、じゃがいも、玉ねぎ…」
「豚肉、鶏肉、牛肉…ん?」
「りんご、メロン、…バナナ?」
「月刊Rere、マジカルクッキー……ちょっと!関係ないの書いたの誰!!」
「っち!俺がインタビュー受けたRereが絶賛発売中っス!」
「涼太くん宣伝やめて」
「おいさつきー肉は3種類買うんだぞー。全部入れんだからよ」
「エロ本読みながら何言ってんのよ!」
「ちんマジカルクッキー買って~。色んな味がランダムに出てきて美味しいんだよ~」
「え、何か楽しそう…」
「」
「はっ!じょ、冗談だよ征くん…」
赤司君の鋭い視線に乾いた笑いを出すさん。
すぐさまカートを押し、必要な物だけ入れていきます。
「、せめて豚肉と鶏肉は入れてくれ!」
「うん、それならいいかな」
「、じゃがいもはこれがいいのだよ」
「はいよっと」
「ちん、りんご入れてー」
「りんごね」
「、あっちにマシュマロが」
「マシュマロ!!?」
頭でも打ったの、と言わんばかりに赤司君を見るさんに、赤司君は少し不満そうな顔をしました。