第1章 真夏の大集合-in 赤司の別荘-
「さっぱりしました」
「赤司んちの風呂デカすぎだろ!お前風呂に何人入れるつもりだよ!?」
「あれで一人用だ」
「信じらんねー。赤ちん、今日の夜チョコ風呂やろうよ。あの広さなら出来そう」
「チョコ風呂だと!?断固反対なのだよ!」
わいわいとお風呂から出てきた男子陣は女子陣が料理をしているであろうキッチンに向かいました。
「わっ!さつき火止めて~!」
「う、うん!…キャーッ!」
「ぎゃ、逆だよ!」
キッチンから騒がしい声が聞こえて、男子陣は急いで駆けつけます。
「おい!何でさつきに料理させてんだよ!?」
「え?…駄目なの?」
「青峰、コイツは桃井の料理を知らないのだよ…」
「マネージャーははちみつレモン食べないっスからね…」
冷や汗を垂らしながら、おそるおそる先ほど爆発した鍋を覗きこむと、
「「「「黒ッッ!!?」」」」
「火加減間違えちゃったからね…」
「ごめんなさい…」