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ようこそ!帝光高校へ![黒子のバスケ]

第7章 異変



…………………………

「ん……」
いつの間に眠っていたのか。
「……!……っつぅ……」
ゆっくり上半身を起こしたにもかかわらず、頭がガンガンとする。
それに喉も痛い。
自分が数時間前どんな状況だったか、安易に想像できた。

窓の外を見ればまだ空にはオレンジ色が広がっている。
(…もう少し寝れるな…)
あと数時間寝ても大丈夫だと時間を確認し、はもう一度床に突っ伏した。
(……全て夢で終わればいいのに……)
そうして、ゆっくり目を閉じた。


……ブーッ、ブーッ、ブーッ……


(……ん……?)
直後、聞きなれた振動音がした。
(……メール……?いや、電話だ。)
電話の着信だった。
これでも社会人、流石に出ないわけにはいかない。
そう思い、けだるい身体を無理矢理動かしデスクトップに手を伸ばす。
開いた着信画面には


【高尾センセイ】


「!」



冷たいコンピューターの文字で、ただそれだけが記されていた。



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