• テキストサイズ

ようこそ!帝光高校へ![黒子のバスケ]

第8章 正体。





バラバラバラバラバラバラ……!!!!!!!!!!

連続的に響くうるさいプロペラ音の中、はぼそりと呟いた。
「……ありえない……」
「……なんだ?」
「……別に、何も。」
しかし、そんなの声はしっかり聴こえていたようだ。

「……僕を馬鹿にしているのか?君の声を僕が聴き逃すとでも?」
「……いえ……」

……この、とんでもなく人間離れしているウチの校長には。

バラバラバラバラバラバラ……!!!!!!!!!!

(……どこに連れてくつもり……?)

足元へ静かに目を向ける。
口に出さない疑問は、ただ心にモヤモヤと霧を作っただけだった。

この時、は気付かなかったのだ。

……赤司が密かに口角を上げた事を。





/ 51ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp