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確かなこと【進撃の巨人】
第8章 after
森を抜けあの丘に出る。
そこから見える景色は悲しいほどに変わらず美しかった。
2人で来て、俺はアイツに伝えるはずだった。愛していると。
ただそれだけを明日があると過信して言えなかった。
もうアイツと話すことすら出来なくなるとも知らずに。
最後に俺は何と声をかけたのか思い出せない。
その時リアがどんな顔をしていたのかさえ。
……俺のこと忘れたまま勝手に死にやがって。
待っとけって言っただろうが。
足元には無数の小さな白い花が揺れていた。
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