• テキストサイズ

確かなこと【進撃の巨人】

第1章 足の不自由な2人




調査帰還から3日後。

リヴァイはエルヴィンから部屋で待つように言われ、ベッドに腰掛け報告書をまとめていた。

不意に聞こえて来た軽快なノックの音。

直後に「私だ。」とエルヴィンの声がしたため、リヴァイは立ち上がって扉を開けた。


扉を開けるとリヴァイは目を丸くし、口を開けたまま固まっていた。少し見上げると微笑んでいるエルヴィンの顔。エルヴィンが大切そうに抱きかかえているのは…女だった。

リヴァイは誰だとでも言いたそうにエルヴィンを見つめるが、エルヴィンの笑みが消えないため渋々2人を部屋に入れた。


リヴァイが溜息をつきベッドに座ると、エルヴィンは女をベッドの上にゆっくりと座らせていく。

リヴァイの不機嫌そうな表情に女は

……なぜか微笑む。

エルヴィンが椅子に座ったところで、リヴァイが一言。


「てめえ誰だ。」
/ 94ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp